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どうもー。


Mt富士ヒルクライム編第2回です。




IMG_2443.jpg




開始が迫ってどんどんウェーブ毎の集団が前に進んでいきます。



それに合わせて自分たちもスタート地点にどんどん詰まって行くわけですが、やっぱり全く緊張感が無い。




Fuji Transonic SLの初陣だからどうなるか分からない不安要素もあるはずなんですが、あまりに富士ヒルがレースというよりはサイクルイベント過ぎて何も緊張感が無い。



IMG_2453.jpg




大磯クリテの時なんて心拍数120越えててスタート前からすごい事になってましたけどね。w





そんな中第6ウェーブの中でも後ろの方にいたせいか…





「第6ウェーブスタート!!!」







と合図がかかってもまだまだ自分たちは動きもしない。w





第6ウェーブの先頭が意気揚々とスタートしていくのを尻目に…




「レース始まったみたいだしそろそろ自分もいきますかなー」





ぐらいの気持ちでゆるゆるスタート。





こんな気持ちでいれるのはたぶん相棒がちゃんといるからなんだと思う。






前回の試走よりコンビを組んでもらってるSさん。




試走の時に良い感じにペースが同じだったせいか、本番もコンビを組んでもらえることに。




何か不思議な安心感がある。





スタートして2kmほどはパレードラン。





もうこの時点で過去参加している人が言うように、道が人であふれかえってて抜くのに労力を使うのは間違いないのが分かりました。



パレードランなのでゆったり走行ですが、この時点からもうポジション取りの勝負は始まってるのは目に見えていたのでSさんに…





「ゆっくりポジション上げましょう。」




と言って序盤は自分が牽く流れに。






とにかくマイペースにと思っていたんですが、実際にこの果てしなく道なりに続く集団を見るとそうも言ってられないのだと思いました。





冷えた体を慣らしながら、スルスルとポジションを上げるともう目の前には計測スタート地点。






この時点で同ウェーブの中で自分たちが速い部類なのは分かっていたので、序盤は一気に第5ウェーブの後ろまで行ってとにかく集団が自分たちと同じペースになるぐらいまでポジションを上げるために一気に加速。






スタート地点から料金所を過ぎてしばらくするまで空いている右側から一気に抜きにかかります。





ゆうに20~30人近くは抜いているでしょうから、弱虫ペダルの100人抜きもあながち再現できなくもないと勝手に思うw






そして今回もしっかり安全を見ながら声掛けは行います。




いつも以上に人でごった返しているので、連携は前回以上にしっかりと行いました。






後ろから速い人が来て道をふさいでいないか?





抜くときはちゃんとマージンが取れているか?





ちゃんと声掛けをして自分たちの存在を確認してもらってから抜いているか?





100%出来ていたかは分かりませんがその辺はなるべく心がけていました。






その連携がきっちり出来るからSさんとのコンビは本当に気持ちが良い。




抜く数と抜かれる数も95:5ぐらいの割合だったので、ほとんど右側を走ることが多かったのも走りやすかった要因ですかね。






前半は抑え気味ですが前回同様緩くなれば間髪入れずにダンシングやケイデンスを上げて加速を怠らずに走ります。





逐一お互いにペース配分や加速するタイミングを確認しながらローテーションを挟み、前半戦を終えるとついに第5ウェーブどころかさらに先の第2ウェーブの女子達が見えてきました。






これは前半飛ばし気味だったとは言え、かなり良い感じ。





まさに疲れが吹っ飛ぶような気持ちで漕げていたと思います。






ある瞬間までは…







スタートから50分ぐらいでしょうか?







突然後ろから…







「あれ?追いついちゃったw」







と言ってKさんがまさかの登場。






するとそのまま凄まじいスピードで加速して前方に消えていきました。







一瞬だったので何が起こったか分かりませんでした。







普段勝負事にあまり興味が無く、勝ち負けよりも自分のペースで黙々と漕いで楽しんでいる感じのKさん。





最近目まぐるしいスピードで急成長中のKさんですが、タイム的には前回の試走で1時間20分前半だったので、誠に失礼ですが追いつかれるとは思っていなかった。



そして普段勝負事に無関心な感じから、必死で追いついてきたわけでも無いだろうと分かりました。







まさに草食動物が突然牙を剥いた感じでしょうか?

(Kさん失礼な例えでごめんなさい。)







あっという間に加速して消えていった瞬間何も反応できずに、時間が止まったようでした。








しばらく呆然とした後、Sさんと前半のペースについて再度確認。






けっして遅くなかったし、むしろ中盤のここまでの時点でタイムテーブルにあった1時間20分のタイムになんと5分の貯金すら作っているよな状況でした。




ここまではシルバーペースだったので紛れもなくKさんが覚醒してシルバー以上のペースで駆け上がっている証拠以外の何者でも無い状況だったのです。







この時前回の試走のシーンが頭をよぎりました。





断トツトップで駆け抜けたTさん。





しかし後半はその背中を離すことなく一定の距離で捕らえて最後までいけた。






この日も同じように100m近く離れたKさんから目を離さずに絶対に食らいつく。





それだけを考えていました。







Sさんにこれからの流れ、そして片方が千切れた場合はそこで前回同様協調は解消する旨を確認しあってここから我慢の時間。






それでもSさんと一緒に走っていると不思議と楽しくなってしまうからおもしろいです。





体力的には何度もこのまま千切れてしまうかも…





そんな風に思う瞬間もあってローテーションしながら後ろに回る度に…






「このまま漕ぐのをもう止めようか」






そんな風に思ってました。









でも、きっとこの楽しい協調の時間が終わって欲しくなくて漕ぐことを止める事なんてやっぱり出来なかった。












きっとこれが最後だと思ったから。









同じ速さで走れるなんて言うのはそうそうありません。




ヒルクライムは必ずどちらかが力を抜いているし、目一杯漕いでいる。





それぐらいはっきりヒルクライムは実力差が出ると思ってます。






まだロードを初めて日が浅いSさんの機材はまだ入門セット。




それなのに天才的に速い。






きっとこれから先自分よりももっと速くなっていく。





肉体的にも機材的にもまだまだ余地はたくさんあるだろうから。





2年半やってきて装備もガチガチのヒルクライム仕様で走って一緒に走れている自分とはたぶん今回が最後の協調。






同時に自分自身もそこに甘んじている気はない。





もしSさんがここで止まるなら、自分がもっと速くなってやっぱり一緒のペースで走るなんて思ってない。





偶然これからも同じペースで切磋琢磨して速くなっていけたなら幸せだろうけど、なかなかそうはいかないだろうね。






だからこの日はその心地良い時間が出来るだけ長く続いて欲しかった。




それぐらい一緒に走っていることが楽しかった。






でも今は勝負の最中。





いつかは勝負を付けなきゃいけない。





そして今はKさんに負けるわけにはいかない。





とにかくその先に見えている背中に追いつかなければ敗北しか無い。






中盤から後半に差し掛かり長く続いたやんわりとした緩い区間は終わりを告げようとしていた。






つづく





最後まで見ていただきありがとうございます。


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