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Mt富士ヒルクライム2016~後編~



IMG_3336.jpg

Mt富士ヒルクライム編の後編です。

やっぱり1回じゃ終わりませんでしたね。ラストは壮絶と言うほどでは無いですけど、やはりそこはレースちゃんとドラマがありました。


前回は目標の大沢駐車場手前までボーイに必死に食らいつくいていましたが、ついに陥落。心も折れかけてぼーっとしてました。

今日はそんな折れかけてしまった中盤戦から。









レース終盤



【実 感】

心の支えはシルバー予測タイムだけ。

それが自分の心の支えになっていましたけど、それも風前の灯火。


と言うのも15km地点でのシルバー貯金タイムはそれほど多くはありませんでした。(実際は配布されたタイムシートは1
時間14分で計算されているので1分早いのを忘れているw)

おおよそ1分程度貯金があるのみで、後半に向けて疲労でペースが落ちることを考慮したら1分なんてあっという間に失う恐怖と隣り合わせでした。


しかしここぞと言う場面用に取っておいたメダリストを投入。





もう重要な場面ではこいつに頼るしか無いってぐらい愛用している。

ヒルクライム中など疲れ果てて口に何かを入れるのが嫌な時でも、飲みやすくて、味もハチミツ味で美味しいのでさっと食べれる。
加えて小さくて邪魔にもならない。


そして何よりも飲んでしばらくすると劇的に回復してくる感じがある(※個人の感想です)終盤ドーピングとも呼べるこいつを補給することで後半の巻き返しをはかった。



大沢駐車場を過ぎると太鼓の音がドンドン鳴っている。毎年このゾーンを通ると元気になる気がする。そのリズムに合わせてドンドコダンシング。やっぱり淡々と登る山は速くない。淡々と登るにしても、ダンシングするにしてもリズム感がある方が断然楽しいし、速い。

脳内BGMが鳴り出したときは無敵感がある。


そんなこんなを考えて黙々と走っていたときだったと思う。横を多摩ロードのWatanabeさんが笑顔で駆け抜けていった。

そう言えば120%出し切ったハルヒルもwatanabeさんにちょっとの差で負けたんだよなーと思う。でも何となく今の自分は疲労感いっぱいでそれどころじゃないから!っと思いスルーしてしまった。


後ろからやっぱり速いなーなんて眺めながら。





ん?なんかいつの間にかすごい余裕になってる。






黙々と息を潜めていた大沢駐車場から数分。気付けばやはり体力が戻っている。これがメダリストの力なのだ。



※過剰な宣伝w





そうと分かればもう黙っていない。ラストでボーイに追いつく決意を固めて一気にゴリゴリ行く。そう思うとちょうど良さそうなトレインが横にやってきたのでトレインに小判鮫。

ずっと残しておいた前乗りを解禁させて、サドルの先端をお尻に差し込むw


追走の準備は万端だ。




一気に太ももに力をかけて加速。




一度へこんだ気持ちにムチを打ってとにかくゴールを目指した。どのみち最後は平地だし、その前のキツイ坂が自分に取っての山場。そこまでとにかくトレインを上手く利用しながら進むことに。




そして問題の奥庭駐車場前の坂である。



s-DSC01280.jpg

引用

http://www.fujisanpo.com/info/yoshida/fuji_subaru_line.html




ここはスバルラインにとっては緩やかになる最後の坂であり、ラストの登り返しはゴールする高揚感から夢中になるので実質ここが一番キツイ坂とも言える。

多くの人がこの後の平地を考えて無茶はしないであろうこの坂…







だからあえて毎年無茶するんです!!





画像の看板ぐらいからだったと思います。




一気にアターーーーーック!!





この画像の道の部分に人がぎっしりいると思ってもらえば想像できると思います。その人の塊を丸ごと全てパス。100人は冗談でも30~50人ぐらいは一気に抜かしたと思います。


そして登りきったら休むことなく二度目のアタック!平地ゾーンに入ったらとにかくスピードを維持してトレインの後ろにこばんざ、、、め、、、、、、、、、、



















誰もいなーーーーーーーーい!!!!!












そうなんです。残念な事に登りきった先は自分一人という地獄が待ってました。終わった…ともう覚悟して自分一人で頑張ろうと思った矢先…











現れたのはボーイと同じジャージの彼!









待ってましたと言わんばかりに後ろに乗らせてもらう(勝手に)。彼もそれなりに消費しただろうに、どこで抜いたのか、どこで追い上げてきたのかは存じませんが、今ここで前を走っている事実はかなり有り難かった。


そのまま35km/hぐらいで整え直す。とにかく二度のアタックで脚がない。でもタバタだと思えば20秒もすれば戻るはずと20秒ほど休む。

案の定すぐにある程度は回復。結局35km/hからスピードが上がりそうになかったので…



「前出ます。前の集団にとりあえず追いつきましょう。」




そう声をかけてとりあえず前に出てジワジワと40km/hまでスピードを上げて集団に追いつく。


欲を言えばこの区間は全く漕ぎたくなかった。なぜってラストの登り返しは全力で行きたかったから。あそこでいける体力は残しておきたかった。


自分の理想プランは…


【奥庭駐車場の坂でアタック→登りきったら一息ついて二度目のアタックで速いトレインに張り付く→トレイン後方で休息→ラストの坂で3段階噴射】


と言うプランを持っていた。


これは当然チームで最終バトルになった時用に練っていた作戦。奥庭で仕留めるか、ラストで仕留めるか。もしラストまでもつれ込んだら、三段階スプリントでラスト前に2回やんわりとスプリント入れて騙しておいて、最後に全力で噴射する予定だった。


ただそのプランも今は意味無し。だって付いていけすらしなかったんだから。


どんなにラストのプラン練っていてもそれより前に撃沈したら何の意味もないですね。





【考 察】


中盤は予想通り一気にボーイに差を広げられてます。

大沢駐車場は1秒ずつやんわり開いていく差に必死に食らいついている感がありましたけど、大沢駐車場辺りから20秒から一気にその差を1分20秒近くまで引き離されました。



自分の体力が戻って来るまでにたいした時間はかかってなかったと実感では思っていたのですが、戻る戻らないの前にボーイの後半からの加速が上回っていました。

体力が戻ってからガツガツと走り始めて縮まっていると思っていたタイムも、離される一方。そして後ろにいるボスとの差もたいして広がっていない事を考えると思ったよりもやはり走れていなかったようです。


しかしタイム差が大きく動いたのはやはり奥庭駐車場。


ボーイ、ボスとのタイム差を奥庭駐車場だけで20秒近く縮め・広げてラスト区間に入ります。ボスとはここで30秒近く差を付けた結果に。



しかしやはりボーイ。



ラストの区間は圧巻のスピードでその差をジワジワと広げられています。平地が得意だと思っていた自分たちよりもさらに速くこの区間を抜けているのがデータで分かりました。覚醒ハンパない。



ゴールの登り返しまでの平坦区間で…


ボーイとは約15秒差付けられて、ボスとは約10秒差付けた感じになっていました。








そしてゴールへ




集団に引っ張られて何とか辿り着いたゴール手前。


しかし集団を追いかけることに夢中でもう体力がない。それでも行かなければいけない理由があった。


それはボーイと同じジャージの彼がアタックをかけて先行していたから。




ここまで何度も抜きつ、抜かれつしてきた彼にここで負けるわけにはいかない。でもまだポイントはトンネル前。どう考えても最後まで持つわけがない。それでも付いた差は10mほど。ここで逃したらもう絶対追いつけない気がして噴射。


トンネルを抜ける頃にはその背中が近くに迫っていましたがやはり失速。






あとちょっと。あとちょっとなんだ。






でも脚はもう鉛のようになって動かなかった。そしてそんな時に限って心に悪魔がやってくる。








どうせ流したってもうシルバー確定なんだからやめちゃえば良いじゃん。









その瞬間間違いなく自分の心の中に雲が陰って漕ぐのをやめようと思った。











「rokiさん。行ってください!!」





正直名前を呼ばれたのは覚えてる。でも背中を押されるような事を言われたかは定かではない。






そこにいたのは雑兵のA木さんだった。





たぶん何か言われた。応援されたのかすら定かではないくらいに。でもあまりに白くなっていて記憶が曖昧なのである。






でも人の言葉には言霊とも呼べるほど力があるとやっぱり思った。






さっきまで全く動かなかった身体に力が宿り、気付けば最後の噴射。結局ゴールまでは持たなかった。ゴール手前で失速したのを覚えている。それでも彼を一度抜いてから最後に彼が車体を投げてゴールに飛び込むところだけは覚えている。


IMG_3337[1]


どちらが勝ったのかはわからない。自分の目には最後に車体を投げた分だけ僅差でわずかに自分が負けたような気もする。ただこの表情とフォームだ。もういかにボロボロでこれ以上何も出なかったのかがわかる。








銀色のゴール



ゴールした瞬間は何かもう白くて動けないほどだった。


それでもすぐに後ろからA木さんがゴールしてきて…





「自分もシルバー取れましたよ!!」





そんな風に喜んでいるのがわかった。それを聞いたときに自分もシルバー取れたんだとやっと頭で理解した。



同時にこの声が最後にもう一踏ん張り力をくれたんだなと思った。不思議なもんだ。気付けば隊長達のように写真に残っているわけではないけれど、A木さんとゴールを分かち合ってハイタッチしていた。


R0017546_20160616203215b3c.jpg

※きっとこんな感じ


写真は雑兵隊長ブログより拝借

【格好いィお父さんに俺はなる!】







あと少しだけ続く…w






最後まで見ていただきありがとうございます。


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