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2017.04.24 クランク長
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クランク長考察



ロードバイクを初めて早々にクランク長を172.5mmに変えてからずっとこのクランク長を使ってきた。

自分はケイデンスで回すのは得意じゃなくて、ダンシングもガンガン多用するし、身長の1/10の理論で行くならば身長が175.5cmある自分には172.5mmと言うクランク長は決して長すぎるクランク長だとは思ってなかった。


事の発端はなべ兄やんの紹介で中野マッサのENNEへ行ったとき。

それまでもフィティングでお世話になっている【BIKEFITTING TORQUE】でも172.5mmは長すぎるんじゃないか?と言うのは指摘されていた。

それでも172.5mmを使い続けていたのには理由があって、パイオニアのパワーメーターを買ってしまっていた為、おいそれとクランクを取り替えることが出来なかったのが原因。

それからクランク長をもう一度考察していく事になった。







一般的な説



クランク長と一口に言っても、実のところその効果の比較が明確に出ていいるとは現状は言えない。


一般的に…


ヒルクライムやダンシング、トルク重視のペダリング等、パワーをかけていくようなシチュエーションは長めのクランク長が向いていると言われているし


TTやトラック選手など、平均的にパワーを維持し続けてケイデンスを上げていくようなシチュエーションには短いクランク長が向いていると言われている。



クランク長考察や自転車の推進力の原理とかそんなんはいくらでも細かく書いてあるサイトあるので、自分で調べてみて欲しい。ざっくり話せば出力を上げるためにはよりでかいギアをパワーかけて回すか、より高い回転数で回すかでスピードに返還される。




ただクランク長についてはふわふわとした説が溢れかえっている。


極端に短い140mmぐらいのクランク~190mmまでの長いクランクを様々な身長の人に試した結果、極端過ぎる長さ以外は微々たる差しか無いという説があったり。

2.5mm伸ばしただけで激的に変わったと言う人まで。


それこそ様々な意見がありすぎて、何を信用するかなんて言うのは自分次第になっている。


気にしない人は完成車に始めから付いていたクランク長で何も気にしないし、気になる人はあーでもない、こーでもないといじり倒す。


その共通の答えがどこにあるのかは分からないけど、自分の中で一つ道筋みたいなものができたので今日はそのことについて記事に起こしてみた。






自分の身体



中野マッサにマッサージを受けて悶絶した日はたぶん半年ぐらい前。

1.5Hのコースでお願いしたんだけど、あまりの痛さに何度、もういいですと言おうか悩むぐらい悶絶した。


しばらく通う気満々でいたんだけど、遠かったり、あのあまりに痛いマッサージを思い返すと気が引けてしまいいまだに初回の1回行ったっきりで行っていない。



そこで中野マッサに言われたのが異常な身体の硬さ。


自分でも身体の硬さは自覚していたが、相当硬いらしく、例え柔軟等をしてもどこまで改善されるか何とも言えないと言うことだった。

その硬さは当然股関節にもあって、たぶん172.5mmと言うクランク長はまずあなたの身体では回せないと言われた。それはストレッチ等で柔軟性を上げたところで同じで、この長さを使っている以上、上死点に来る度に一度引っかかってしまうようなペダリングからは逃げられないと言われてしまった。

それはフィッティングに行った時でも同じで、身体の硬さの指摘と、それによってこの長さのクランク長は回せないと言われた。


ただそれはロードレースやコンマ何秒を争う世界においての話。


ロードレースをやるならば長時間自転車に乗ることになり、ほんの少しのロスが積み重なって大きなロスになります。どこかに痛みが出ているなら問題ですが、この時点では痛み等はクランク長からきている物はありませんでした。



ずっと気にはなっていたんですが、現実的にお金の問題で変えられないのもあって、気にはなりながら放置していました。




CAAD10に換装された165mmクランク



そもそもなぜ、大金をはたいてまで変える気にならなかったかと言うと、トランそに子のディレイラーハンガーが大破した際に、スクランブル発進したCAAD10を11速化したときにお遊びで165mmクランク買って使ったことがあったから。

105で買ったので値段もお手頃で試すにはちょうど良かった。

あえて極端な短い長さにしたのは大きな幅で体感したかったから。



でも結局使ってみた感想はよくわからない。だったんですよね。


7.5mmって結構な違いだと思うんですけど、激的に変化があるほど効果は体感できませんでした。良いところケイデンスがやっぱり上がったなーぐらい。それが速さに直結しているか?と聞かれたら何とも言えませんでした。




どん底からの気付き



そんなこんなで半年が経ちました。


様々な状況の変化で練習量は激変。劣化していく自分に耐えられなくなるほど、劣化していく自分にどう変化していけば良いのか苦悩する冬でした。

そんな所にやってきたのは夏に勢いで注文したMAKINO。

IMG_4122.jpg

そのMAKINOは始めはサブバイクのつもりだったので、出来るだけフレーム以外にお金をかけたくなく、コンポ類はCAAD10についていた105を移植しました。

と言うことは165mmクランクが移植されたと言うことです。ハンドル等はばんざいさんにおまかせで新しい物に。



ただそれがはまった。



MAKINOに乗ってから、今まで考えていたモヤモヤがだいぶ形になっていったような気がします。それはMAKINOが良いバイクだとかそう言う事の前に、自分の身体にあったフレームに乗るって事なのかもしれません。

165mmのクランク長を回す感覚が出来上がってから、FUJIは多少窮屈な乗り物。MAKINOは快適な乗り物に変わりました。





機材スポーツ



自転車はしばしば機材スポーツと言われます。

それは機材を変えることでも速さを得られる点から言われていると思うのですが、機材スポーツという意味の違う観点にMAKINOに乗ってから気付くことができました。



ウェイトリフティングでイメージしてください。


通常バーベルを上げる際に、両足を肩幅程度に開いて、自分の力が存分に出せるポジションでバーベルを上げます。どういうポジションが一番パワーが出るかはやったことがないのでわかりませんが、一番パワーの出るポジションを自分の身体に合わせて作り上げているはずです。


このポジションを不安定な足場の上で行っていたり、脚を閉じるなど別のポジションで同じように上げることを想像してください。

まず自分の持っているパワーが100%出せるわけがないと思います。



これと同じ事が自転車に言えます。


そしてウェイトリフティングなど自分の身体を自由に使えるスポーツと違い、自転車と言う機材側にポジションの制約をかけられる前提で。


機材スポーツという言葉の意味は良いフレームを買ったり、良いホイールを買って機材面でパワーアップをすると言う名目以前に、機材側に制限された中で、いかに自分のパワーが一番出せるポジションを見つけ出せるかと言うのが重要だとやっと理解することが出来ました。

そして中野マッサやフィッティング、ネット等の自論含めた意見、周りの話を総合して聞いている内に、クランク長の正解なんて計算式で出るもんじゃないんだろうなと思うようになりました。




重要なのは使える範囲



中野マッサに言われた言葉で衝撃的だったのは、ヨーロッパの選手で170mm以下のクランク長を使っている人は見たことがないって話。

以前何かで新城も国内では短めのクランク長使っていたのに、ヨーロッパに入ったら長いクランクじゃなきゃまず勝てないと長いクランクにしたと言う話すら目にしました。


そう考えるとショートクランク説を唱える人もいますが、ヨーロッパだけで見れば強い選手は漏れなく長いクランクを使っている率が高いという話になります。


中野マッサにはもうあなたは165mmしか使えないと思って割り切ってやる方が良いと言われました。それは案に柔軟性を上げた所で170mmすら危ういとう話だったと思います。



ばんざいさんと話していた中で自分の思う、ヨーロッパクランク長170mm以上論は、おおかた身長が高い選手が多いヨーロッパで慣習的に170mm以上のクランクの使用率が高いことにあると言う話をしました。その話がしっくりきたから今も自分の考え方はそれ。

何が言いたいかと言うと、機材スポーツで予備を用意したり整備したりする面で、ある程度平均化されたクランク長を使う慣習が出来上がっているのではないかと言うこと。

170~175ぐらいの比較的用意しやすいクランク長で、結果を出してきた選手がプロになっている。逆を言えば規格外の選手の場合機材側を合わせてやれるだけの環境と財力が実は無くて、アマ時代からある物を使って結果を出せてきた選手がプロになっている説です。

じゃなきゃ190cmと170cmぐらいの選手が同じクランク長使っている意味が全くわかりません。


黒人選手が少ない理由はそこにあるんじゃなかと。


まずは機材にお金がかかるし、身体的特徴に実は今の規格があってないのかも知れません。



そうやって多方面から考えると、クランク長でどれだけ差が出るのか何とも言えないんですけどね。


でも自分の現在の体感的には自分の身体を上手く使える範囲内のクランク長を選んで、パワーをしっかり使えるポジションないし、ペダリングを探すと言うのが重要だと考えています。





今日のまとめ



長い方がパワーが出るとか、短い方が良く回るとかクランク長のデータや話ってふわふわしたものが多い。

本当はクランク長を自由に変えられるクランクがもっと身近に格安で存在して、自分の中でのポジションやペダリングが確立するまではクランク長を自由に変えられるような機材や流れがもっと一般的だったらいいのになと思う。


でも現実は一律フレームサイズに合わされて決められた170やら172.5mmやらのクランクがついた完成車をみんな買って、始めは何も分からずに不満無く使う。そして知識が付いてくるとそれが正しいのか不安になっていろいろ悩み出す。

自分もまだここの住人だ。


結局クランク長が変わることで本当にどこまで効果があるのか何にも分かっていない。



ただその効果が多少プラシーボであっても、自転車はかなり精神力の我慢が要求されるスポーツだし、それだけでガラッと結果が変わったりする。諦めたらそこで試合終了がかなり現実的にある。

サッカーや野球で諦めた瞬間試合が崩壊することはないし、諦めないと強く思ってもそう結果に結びつくかは難しい。でも自転車の場合諦めた瞬間びっくりするぐらいあっという間に差が開く。

諦めないで必死に食らいつけば意外と何とかなったりする。


そういう精神的な要素の強いスポーツにおいての微々たる体感の違いってすごく重要だと自分は思ってる。


クランク長をいじったことで自分なりでも回しやすくなったとか、かかりが良いと思えるならそれはそれで武器だと思っている。


現実的にはMAKINOでケイデンス200超えるのに、FUJIでは超えなかったりするからちゃんと数字でも結果は出ているのだけど、自分は数字よりも感覚的なものを大事にしていると言える。



今ある様々な考察を踏まえてみても、ホビーなら瞬間的なパワーはある自分にとって、数Wクランク長を短くしてパワーが落ちることよりも、回転型に振ってパワーを温存できた方が今は効果あると思う。


とりあえず現時点での自分なりのクランク長考察をいったん書いておく。

次回書くときはまた考え方が変わっているかもしれないけど。



大事なのは自分にしっくりくること。





ではまたー。



最後まで見ていただきありがとうございます。


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