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2017.08.26 PaB安曇野合宿2
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雨の安曇野



本日もチームPeek-a-Booで行われた安曇野合宿の模様を書きたいと思います。

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突然の雨。

そして仲間とはぐれて一人きり。

加えて日のあるうちに帰れるだろうと思っていたせいで、ライト類を全く持ってきていなかった。


すべて自分の甘さなんだけど、もうこの状況を受け入れて冷静に判断するしかない。

そこからさらに長い一日が始まったのでした。








決断



まず道が仲間任せだったため、全然ルートがわからない。


とにかくおよそでいいのでルートを考えないといけない。

今どこにいて、どこに帰ればいいのかもわからなかった。


ただ頼りは記憶だけ。


何とか自分が覚えている道まで行ければどうにかなる。そう思って仲間に自力で帰る旨を連絡だけ入れた。


しかし相変わらずのどしゃぶりの雨と携帯を防水ケースに入れてるのもあって、うまく操作できない。

焦る気持ちだけが空回る。刻一刻と暗くなっていく日にとにかく焦っていた。


予測ではどんなに長くても40km。


時刻は4時30分過ぎ。


ぎりぎりだと思った。それでも市街地まで来てしまえば、あとは何とか行ける。

完全に日没になってしまったなら歩けばいい。


ただこんな山奥で日没を迎えたらシャレにならない。

そう思って。方向音痴の自分だけに怖かったが、おおよそのルートを頭に入れて夢中で走り始めた。



さっきまっでヘロヘロだとか思ってたけど、まだまだ行けるなと思った。

思った以上に快調に漕いだ。とにかく白馬まで向かった時の大通りに出たい。その一心で。



雨は変わらず強く降る。



もう濡れてることなんて気にならなくなるぐらいの土砂降り。黙々と15kmぐらい漕いだだろうか、どう考えてもこれから上り始めるなという場所に差し掛かった。

正直その時点で結構心が折れそうだった。


平地や多少のアップダウンこそ快調に走ってきたが、やっぱり上りはつらい。


折れそうな心。でもあきらめたところでだれも助けてなんてくれない。自分で自力で戻るしかない。


そう思って霧も出始めてきた道を走った。






























すると霧の先に見慣れたジャージが見える。













そのジャージにどれだけ心を救われたか。

















JOさんだ。














先に言ったJOさんも一人だった。



出発した直後に見えた携帯に、みんな自力で帰れというなべ兄やんの言葉だけが見えていた。

この状況とそのLINEで、多少バラバラになっているのは推測できてはいた。



JOさんも息も絶え絶えだった。

ただでさえ苦手な登りだろう。ただひたすら必死に漕いでいた。


自分はJOさんを見つけた安堵感でいっぱいだった。ルートがわかる人。ライトを持っている人。そして年長組のJOさんと合流できたことはかなりの安心感だった。




その後二人で黙々と漕ぐ。




途中雨粒が大きく強烈すぎて、肌に当たると叩かれるように痛いぐらいの雨に降られたり、霧で見通しが悪くなったり。

そんな状況の中走った。


不思議なもので山岳地帯を抜けて、市街地に入る前のトンネルを抜けたら雨は止んで晴れていた。

そしてあれだけ日没を迎えてしまうんじゃないかと焦っていたのに、市街地入ったら明るくなった。


トンネル越しに見える山の上にだけドス黒い雲が厚く覆いかぶさっていた。





JO特急開幕



市街地に出てからのJOさんの速さが凄まじかった。


山ではあんなヘロヘロになっていたのに、さすがはスプリンター。段違いのパワーでぐんぐん加速する。

PaBの自称スプリンター2枚。



ここからは速かった。



まあJOさんが全牽きしてくれたけど、あっという間に宿についた。まさにJO特急だった。







宿についたはいいが



宿に到着して、みんな待っているかなと思ったら自分たちがまさかの一番早い様子。

さすがJO特急と思っていたら、どうやら様子が違う。



ちょっといろいろトラブルがあって、lLINEに救助要請が入っている。

あの雨の中、まだ取り残されていることが分かった。



すぐに準備してJOさんと共に、車に乗り換えてさっき何とか帰ってきた道を戻る。


なんていう偶然だろう。


正直PaBメンの中では自分とJOさんは速さではドベ二人。

しかしその二人がドライバーで、偶然にも合流出来て、一番早く帰ってきていたのだ。

それ以外のメンバーは山岳に取り残されている。


適材適所とはこのことなのかもしれない。


仮に自分がさっきあの場でライトもないし、あきらめていても誰も助けには来てくれない。何なら自分の車が邪魔でJOさんも車を出せなかった。


そんなことを考えながら向かっていた。



さっきのトンネルを抜けると、相変わらずのひどい雨。そして日没を迎えてしまったので暗闇。

ちょっと進むと案の定外灯すらなく、そこには真っ暗闇が広がっていた。



もしかしたらここを走ることになっていた。




そう思うとゾッとした。




霧も出てきた。車ですらハイビームでも見えづらい。ライトを消せば何も見えない道をひたすら進んだ。



GPSで発信された位置情報を元に到着。しかしどこを探しても見えない。

それぐらいの土砂降り。


そして暗闇とポツポツと出てきた外灯を頼りに仲間を探した。



10分以上その場を探したと思う。


何とか見つけた仲間をすぐにピックアップ。夏でも暖房をガンガンにかけてそのまま山を抜け出した。


帰ってきて片付けなどをして、夕飯を食べるためにガストへ出たころにはもう22時を回っていた気がする。

そんな時間じゃまともにやってる店もなくて、仕方なくファミレスに入った。





安堵感



とにかくいろんなことがあった一日だった。



あそこまで雨が降るなんて予測できなかったし、帰るまでは雨は持つ予報だった。

実際途中までは天気も良くて暑かった。



それが一転して、突然豪雨と霧になった。



JOさんが「うわぁ…」と言って携帯をの内容を読み始めた。












今日走ってた鬼無里複数個所の土砂崩れで避難勧告出て、今立ち入り禁止になってるよ…









当然の状況だったのかもしれない。


別に大事に至ったわけではないけど、事実自分たちは軽く遭難したのだ。



そして偶然うちら二人が先に帰ってたので、特に大事にならずに済んだ。

別に土砂崩れに巻き込まれたわけじゃないけど、あの強烈な雨と霧と寒さに立ち往生させられた。






何にしたって無事にみんな帰ってこれてよかった。


そうやって安堵の表情と共に、もう明日の美ケ原の話をしている。


やっぱりみんな自転車好きなんだな。




つづく




最後まで見ていただきありがとうございます。


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