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ピストを待ちながら



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先日手が出る値段だったのと、とりあえずピスト無いとスタートラインにも立っていない現状を考えて、気付いたらBFセール中にアルミだけどピストを注文していた。


まあまだ届いてないんだけど、どれぐらいで届くかなーと海外通販のある意味楽しみの一つでもある配達日数を調べていた。

そんな中で、今までも何度か思っていたし、理屈では理解したつもりでいた事を再度考え始めてしまった。












国内価格って一体…



考え始めてしまったのは価格。

国内価格と比べたときに、通常でもなんだこれって程の価格差がある。



たいていその実態は国内代理店での取扱によるマージン分であり、それらは国内にある程度安定して流通させたり、アフターパーツをストックする倉庫代や在庫を抱えるリスクや人件費等を入れた当然の価格と言える。


ただ消費者は目の前の金額しかほぼ見ていない。


自転車ショップが声を上げて「みんなが海外通販で買うから潰れる」と言うがそこに付加価値や差別化が無ければ、弱者は
淘汰されていくのは民主主義の自然の摂理だと思う。


そもそも自転車業界は変な慣習が多いとされていて、それがライトユーザーには大きな障壁となっていたり、長く続けない一つの要因にもなっている気がする。


ショップ側・メーカー側・代理店側の都合も当然いろんな所で目にして少しは分かっている。



その上で海外通販を選ぶ理由は日本人が貧しくなった事もあるとは思うけど、その都合や理由に対して価値を見いだしていないからだと思う。


例えば自分はヤフオク等中古品には安くてもほとんど手を出さない。


友人から譲ってもらうならまだしも、どんな使われ方をしたのか分からず、リスクが伴うと思っているからだ。仮に価格が安くてもそのリスクは受け入れられないから、基本新品やショップ・友人経由の中古品しかほとんど買う機会はない。


これは人によっては価格最優先で価格とリスクをトレードオフしたときに価格が勝つ人もたくさんいるからオークション品に手を出す人がたくさんいるんだろう。




そして本題の海外通販。


日本のショップは他店での購入品や持ち込みは原則的に受け入れないショップが多い。

それには理由がいくつもあるわけだけど、大まかに言えばショップ側がヤフオクの話同様、どういう経緯で買った物や組み上げたか分からない商品のリスクは負えないと言う側面と、利益の確保にあると思っている。

もちろん他にも様々な事があるんだろうけど。




個人的にいち消費者側から見たときに、ショップ側に求めているのは…




・価格

・技術

・アフターケア

・人付き合い





であって、上から順に重要度が高い。



やはり先立つものはどうしてもお金になってしまう。

自転車自体が安い買い物では無いし、次々に消費していく事も楽しさの一つとして捉えている自分にとって価格はやはり外せない。


それでも技術やアフターケアが充実していれば多少の金額はそのためとも思えるんだけど、海外と国内の価格差が度を超えている為に安易にそう思えないのが実情だ。



数百円程度あればまだ納得できるのだけど、数万~時に数十万円国内と海外で価格が違うと、贔屓にしているショップの為であっても高い金額払って同じもの買うとなかなか思えない。

その店でしか扱ってないとかなら仕方ないのだけど、そういった以外のどこでも買える物は【すぐに欲しい】と言う事でも無ければ、1~2週間待てば安い価格で海外通販で買える時代になってしまった。


今まではそこに海外で買うリスクや、日本語に対応していない、不良品を掴まされたときのアフターサービス等の様々なリスクがあったから、それらをトレードオフした結果国内で高くても買うって選択肢があっただけで、その辺の諸々が概ね改善されてしまった今、一体自分たちはどういう基準でショップを利用するのかが大きく変化してきているのだと思う。



ショップ購入品以外は受け付けない系のショップはそもそも内輪ノリだったり、癖があるところが多く、よっぽどそこ限定の物が欲しいとか、そこの店員さんとの付き合いがあると言ったことが無ければ正直良い思いをした事の方が少ない。



そうなってくるとショップに求める物が…



・他店購入でも受け入れてくれて、技術力があるショップ



に限られてきてしまった。


ショップを評価するのが技術力であり、その技術力にある程度高いお金を払う形態のショップの方が通いやすくなってしまった。



昔気質のままのショップは閉塞的な事が多く、納期は未定、価格も適当と、技術も古いなんてショップも多く、それじゃあ淘汰されるのも時間の問題なんじゃと思ってしまう。


別に完璧を求めていないけど、ある程度利用してくれと言うなら、様々なレスポンスはしっかり欲しいなと常々思ってしまう。


海外通販で安く買って持ち込もうと、その技術料や接客に相場より高い工賃を払うことには何の疑念も無いし、むしろそういうショップが増えてくれた方が嬉しい。


ただそんな事を繰り返していく内にショップや代理店は疲弊して潰れ、技術料で生計を立てているショップだけが残ると現物を注文しないと一切見れない。代理店が無いから展示会もない。本国から全て取り寄せなのでショップが在庫を抱えてもやっていける大型店以外は納期がものすごくかかる。

なんて未来になるんだろうな。


でもその方が自然だと思う自分は、合理的な考え方なんだと思う。


年金や保険、福祉関連と全く一緒だ。


万が一の時の便利さやリスクの為に、日々全ての人が積み立てる。

その積み立てがあるから、有事の際はなんとかなる。



有事の際や老後に自活できなくなったら自己責任。


そんな未来とこの話は大きく違わないと思うけど。


代理店やショップが在庫を抱えたり、流通させていることで、欲しいものが欲しいときに手に入ったり、現物を見れたり、アフターパーツに困ることが無い現実が作られているのだろうから。





海外通販の価格って…



だいぶ脱線したけど、やっと海外通販の話。


そんな諸々の事情で国内価格が作り上げられているのは少しは理解しているんですけど、問題は海外通販での価格。




たまに出てくる「なんだこれ?」ってレベルの価格やCANYON等の直販オンリーサイトでの価格を見ていると、一体国内価格でどれだけ上に書いたものや代理店やショップが生きていく為にお金がかかっているんだろうと思ってしまいますよね。



海外製品もいろんな側面があるので一概には言えませんが、一体どんなルートで商品を仕入れているんだろうと思ってしまう。


国内価格よりも多少安い製品であれば薄利多売による仕入れ値の圧縮や、それこそ代理店等の中間マージンを通さない為に中間搾取分が加味されていないダイレクトな価格というのもあるでしょう。

それプラス、よく話に上がっている工場横流し品。

聞こえは悪いけど、要は工場へ発注する際の年間での生産量は決まっていて、年間販売予想に届かず余った物が工場から横流しで大手海外通販サイトに流れていっているって話ですかね。


それらを全て加味したときに、例えば国内価格30万の製品が、型落ち処分品とか含まれて10万とかで出てきたりするんですね。

正直同じ物を20万も多く金額を出して国内の流通を維持させるために国内で買えってのは無理があります。



数万近い差が出てきてしまうと、さすがに海外通販や国内ネットショップで買う選択になってきてしまいますよね。



ただここで一つ疑問なのが、海外通販って当然国内の比じゃ無いぐらい距離あるわけで、送料どうなってんのって話ですよ。



今回買ったピストはエディメルクスの2017年モデルcopenhagen77 alloyです。


メルクスは経営的に怪しくなってリドレーに救いを求めた関係もあってか、2017年度モデルがかなり投げ売りされていたので、工場横流し品のように通常よりも安く仕入れできているのは予測できます。


ちなみに国内ではこのcopenhagen77のアルミモデルは取扱が無いので、海外の定価で18万7000円です。


それがまあ上記の諸々の理由があって、7万9000円になっているわけです。


そこに送料として7000円ぐらい。っで当然国内の税金が入ってないので関税等で5000円ほどかかるでしょう。

実際に自分の手に入るのが9万ぐらいでしょうか。



19万近い商品が10万引き買えるわけです。まだ届いてないからちゃんとした物来るかのリスクは残されたままですが。

たぶん国内でも販売されていれば20万前半ぐらいじゃ無いかと思います。



約定価19万の商品を8万で売っていると考えたら、一体いくらの金額で仕入れているのでしょうか。

単純にざっくり言われる3割残したとして5万5千円ぐらい。


何かももうメーカーや工場側は原価割れしているだろうし、一体原価はいくらなんだよって突っ込みたくなる。


別に原価がどんだけ安くたって良いんだけど、世の中に流通させて、人を介せば介すほどこんなにも上乗せさせていくんだなと、しみじみ考えてしまった。

まあ自分の仕事も材料や製品代なんて全体の割合にしたら少ない事なんてざらで、そのほとんどが人件費。人を動かすって当然お金がかかります。


その中間をごっそり抜かれた+訳あり商品すら出してくる海外通販と、ほとんどが代理店を介して通常の物しか入ってこない国内ショップでは、そもそもどうにもならないんだろうなと馬鹿でも納得できてしまう。


だから贔屓にしているショップやメーカーはできる限りお金を落としていかなきゃいけないし、面白い事をしようとしている人や商品には積極的にお金を落とさなきゃと思う。

逆にこういう世界だからと、良いから正規の値段で買え。見たいな閉塞的なショップにはより一層近づきづらくなる。


それでも独自の職人としての心意気や技術・魂があるような場所はこれからも残っていくし、自分も応援したいなと思うんだけどね。



今日は特に落ちとか無いんですけど、もう数年したら自転車業界もいろいろ変わっていたりするのかなーと思いながら海外通販に関する調べものやブログ読んだりしていました。

気付いたら朝になってたけど。



ショップとの付き合い方も変わってきているのだろうか。




ピストをMAKINOで作りたいと思っていたけど、予算が絞り出せず結局海外通販で買ってしまったから、ちょっと心苦しい。

MAKINOで作るなら最低25万ぐらいは予算考えないといけないだろうしね。それも前輪ホイールは無しの後輪は安物で。


それが海外通販で完成車で9万。



理屈では分かっていてもなかなか難しい世の中である。





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